八ツ淵の滝(やつぶちのたき) 2007/11/10 「貴船ケ淵」 滋賀県高島市黒谷 　鎖で沢に下りた渓流に大岩が2個並んでその上に渡渉補助の鎖が張ってある。 岩は多くの人が渡りテカテカに丸まっているが今日はあいにく濡れている。 丁度大股を広げて一歩強の間隔の流れを渡る岩だ。 歩幅の無い人は鎖を掴んでヒョイと飛ぶことになるのだが弛んで伸びきった鎖は腰高さ程度なのでぶらさがるわけにはいかない。 停滞していたのはこれが原因に違いない。 　渡る要領はこうだ。 鎖を渡る方向側のできるだけ先で右手に持ちもう一方の手は肩幅位の間隔で持ち下流側に思い切り引っ張るように体重を預け岩に向かってヒョイと飛び鎖の更に先を手繰って飛んだ先の岩でも鎖に体重を預けて放さない。 岩の上で弛んだままの鎖でバランスをとると必ず滑るので鎖を下流側に引っ張ったまま岩に直角に足をふんばるのだ。 文に書くと長いが瞬間の動作だ。