松尾谷の滝(まつおたにのたき) 滝の向き=南 地図 京都府京都市北区雲ケ畑中津川町 中津川/松尾谷 天気予報
落差:10m
 京都市内から北上r38>r61雲が畑中津川町/出会橋バス停を右折。
中津川沿いに約2km程山間道を進むと小さな橋を渡った左手「松尾谷出会い」の角に「→(徒歩)魚谷峠」の表示が建っている。(直進すると貴船の滝谷峠方面)。
「→(徒歩)魚谷峠」表示は、車両侵入できない建て前のようだが舗装され普通車でも走れ、やがて土路となり土砂災害等によっては通行は保証の限りでない。

その松尾谷の川沿いの道を約1.5km程進むと上流からの川の合流点に達する(川の右俣は視認しずらいが・・道路下の蛇腹管が左俣で「松尾谷の滝」の下流だ)。
蛇足ながら
昭和の終わり頃まで魚谷(いおたに)山に至る登山道が左俣沿いに滝の横を通っていた。
滝には名称がなく、登山者のうちでは松尾谷にある滝ということで「松尾谷の滝」と呼ばれていた。
その後、魚谷峠へ向かう現在の林道がこの滝を回避するように付けられ、登山者はその林道を利用するようになった。
旧登山道は廃道となり、この滝も忘れ去られた存在となっているが、昔と変わらない姿で現在も落ちている。

川の右俣の林道は、やがて大きく左側に旋回しながら傾斜が上がった先で左俣らしい地点と出会うあたりが駐車ポイントだ。

弱い水音の松尾谷に下った岩場対岸の高処が「松尾谷の滝」滝頭伏流が染み出す地点だ。
急右岸を下ると滝下に降りられるが滑落に注意要。
旧登山道らしき廃道が残っている。
山ヒルがいるので帰還時の身体検査を忘れないこと。

2016/05 「松尾谷の滝訪問レポ」
 大文字山の「中尾の滝」訪問からGWも過ぎ1か月半程の夏を感じさせる気候が続く中、予てより滝巡り候補の北山・桟敷ケ岳東麓の「松尾谷の滝」を京の滝紀行の(峰さん)と訪ねた。


松尾谷出会い

中津川

松尾谷出会いの滝

魚谷峠表示


松尾谷脇滝

魚谷峠

松尾谷の滝全景

松尾谷の滝右岸景