車谷の滝群 2015/06/06
京都府木津川市山城町綺田車谷 天神川
落差:F1:1m、F2:1.5m双瀑、F3:4m、F4:3m、F5:10m長滑滝、F6:7m、2段
滝の向き=西
 竹藪は簡単に抜けられたが「F4」は高い右岸の岩場の下で全景が見えない。
「F4」の下の様子は更に見えないが対岸の下は比較的平坦な岩場だ。
こちら右岸の岩場を降りてそこに渡れても「F4」下から上流に上がるには背丈以上の岩の段差を乗り越えなければならないのだ。
京の滝紀行の(峰さん)に持参ロープを渡し取り敢えず対岸の下に降りてみることにした。
岩の段差乗り越えができなければ再度お助けロープで右岸に還ってくる作戦。

上を見ると頼りない錆びた二番目の橋が渡っているので、最悪その橋を渡って林道に出て上流側の左岸から「F4」上に降りて撮る作戦だ。

対岸下には比較的容易に降りられF3から13分経っていた。
この「F4」は落差はないが中々の味のある流れの滝だった。
下流は滑状に両岸の岩の間を「F3」に向かって流れていた。
水量が今回以上にあれば降り立つことは危険と思われる。

背丈以上の岩の段差乗り越えは、岩に垂れ下がっていた放置網がロープ代用になって助かった。
京の滝紀行の(峰さん)は、吾輩の行動を見届け橋までの斜面を急登して橋を渡って上流側の左岸から「F4」上に降りて合流。
あの橋を渡るのは、心臓バクバクものだったに違いない。
こういう場面では相棒の存在が不可欠だと思った。