栴壇轟(せんだんとどろき)の滝 2004/05/03 熊本県八代市泉町仁田尾 落差70m幅10m 栴檀(せんだん)は庭木・街路樹にする落葉高木で、ビャクダンの別称と国語辞典にある。 昔は、栴檀の大木があったため、栴檀轟と呼ばれるようになったという。 五家荘では滝のことを「とどろ」と呼んで名称のあとに轟の文字を付けるらしい。 前夜宿の八代市の南の日奈久温泉は、戦時中ここで最後の夜を過ごして戦地に赴いた兵士も少なくなかったという。『金波楼 』TEL(0965)38-0611の日本式三層建築や桃山様式の庭園はなかなかみられない文化財。 客室の世話係の老婆のしゃれた会話のやりとりに、しっかりその香りを感じさせた。 八代海(不知火海)を間にはさんで天草諸島を望む漁港の”作りたて焼きちくわ”が美味だ。 種田山頭火も絶賛した人情と泉質は古き時代が香る希少温泉だ。 日奈久温泉>「栴壇轟の滝」の行程を辿り阿蘇山北西の宿に着くころには疲労も極限状態。 |