龍双ヶ滝(りゅうそうがたき)2003/09/28 福井県池田町東青 分岐瀑 落差:60m 武生IC(または福井IC)>池田町役場>476号>龍双ヶ滝・・・>宝慶寺 昔、ここに修行僧・龍双坊が住み、深い滝つぼには龍が住み、時々昇天のため滝上がりをしたという伝説がある。 洗濯板状の直立岩壁を伝い飛び散る水は吟じ喜びあうように水のハーモニーを奏でる。 「春過ぎて夏来るらし白妙の衣干したり天の香具山/万葉 28」・・と歌われる「白妙」はこの滝のような大地と天をむすぶ白を言うのではないのだろうか・・。 陽光と飛沫が峡谷に虹をわたし、墨絵に幻想を呼び込む瞬間はこの世のものとは思えない。 この奥地の禅寺・宝慶寺は今なお道元、そしてここを開山した寂円の仏門の心を脈々と受け継ぎ、雲水は修行に励み、托鉢に回り永平寺とはその関係も深いそうである。 ちなみに宝慶寺(ほうけいじ)と読むと失笑をかいます・・・(ほうきょうじ)が正しい。 |