行縢の滝(むかばきのたき)2005/11/17 宮崎県延岡市行縢町 幅30m、落差76.7m 別名を布引の滝、矢筈の滝ともいう。 滝名の行縢(むかばき)は、武士が狩猟、騎乗などに、腰部から脚部にかけて着用した袴状のものに似たことによる。 行縢山は登山口の行縢神社のご神体のひとつといい直角に近い岩そのままの厳しく異様な風貌の山だ。 また行縢山(標高:雄岳830m、雌岳:809m)の峰の間を流れ落ちるこの滝では龍神信仰の雨乞い神事が行われていたという。 水量は枯渇寸前で、色の変わった水跡が増水時の痕跡を窺わせる。 当日、登山口到着が3時半となり滝下までの入山はあきらめ「滝見橋」からの観瀑とした。 |