松見の滝 2005/10/20
青森県十和田市大字奥瀬
落差:90m
 滝の流れ出す谷の頂上付近に姫小松が見えることから「松見の滝」と称するようになったと言われている。
大正の文人大町桂月がこの滝を世に知らしめたといわれているが、この人は北海道の百滝の「羽衣の滝」の銘名者でもある。

 この日地元のTV局のクリューが取材に訪れていて紅葉と晴天に恵まれ絶好の「紅葉特集」が撮れたことだろう。
滝前で顔を紅潮させたおばさん(おばあさん?)達がクリューのインタビューに「まあこんな美しい滝を見たのは初めてです。もー死んでもええくらい」と内心察していた(この世の見納め)が本心だったのかと思ったものの女性特有の場当たり的アドリブだと察した。
TVカメラや機材の重量を思うと、カメラスタッフの疲労は半端でない重労働のようだった。