襟裳岬 2004/06/25
北海道幌泉郡えりも町
年間強風日が平均290日の襟裳岬。
北海道に移ってきた本土の開拓民が暖をとるため自然の樹木を伐採したことが事の始まりだった。 やがて陸が砂漠化し、さらに風に運ばれた土砂が海を死なせ魚も昆布もとれない海と化した。
人間の無知で自然は簡単に破壊される襟裳の歴史を聞かされ恐ろしさを覚えた。
この話をする、岬のみやげ物屋のおくさんの憂いの表情が妙に印象に残った。