桜門の滝 2009/04/08 京都市左京区鹿ケ谷大黒谷町 落差:上段10mから更に下段に連なる 滝の向き=西 この滝は■「如意の滝」とも■「俊寛の滝」とも言うらしいが地元の人も知らない滝であることには違いない。 私的には■「桜門の滝」が当を得ているように感じます。 ■昔〜昔、如意寺という寺の楼門があったという(滝の傍に山中ながら、それらしい石垣もある)。それで充分だ。 ■「如意の滝」は如意ヶ岳が大文字山の東にあり、如意寺もあったという、法具(如意)に見えなくも無い滝外観からうなづける。 ■「俊寛の滝」はうなづけない。 近松門左衛門作「俊寛」以後の熱狂的創作滝名臭い。 第一庶民が平家打倒謀議などという大罪人の俊寛僧都を思い続ける元になる功績があるのだろうか。 民宿のおやじがいう「俊寛が見た滝」=(俊寛の滝)というのがせいぜい関の山では? 滝上の「俊寛碑」など昭和になってノスタルジックマニアが便乗して創ったものでは?と疑ってしまう。 |