玄武岩の滝 (げんぶがんのたき) 滝の向き=南 地図 京都府福知山市夜久野町小倉 天気予報
落差:17m(池水還流の人工滝)
 R9の夜久野町小倉の小倉信号付近の、玄武岩公園の案内標示に従い800m程南側に進み公園前に200m程左折すると駐車場。
道路北側の池の対岸に見事な柱状節理(流れてきた溶岩が冷えると収縮するためにできた通常6角形の割れ目)の壁(高さ15m、幅150m)に人工滝が落ちる(池水量の変動があり常時は落ちない)。

柱状(通常6角形断面)、板状(崖の上の方の水平縞)、方状(サイコロ状)の節理が見られる 「やくの玄武岩公園」は、田倉山山頂(京都府唯一の火山で地図上では宝山)から2.5kmほど南東に下った処に位置する。

地球磁場の反転説は玄武洞で発見された。
 松山基範(1884年 - 1958年)は、玄武洞ほか東アジア各地の岩石の残留磁化を測定し、1929年に地球磁場の反転説を世界で初めて唱えた。
当時彼の説は世界の学界からほぼ無視されたが、1950年代にイギリスを中心として古地磁気学が大きく発展したことで、その正当性が広く認められることとなった。
その功績により、地質時代で最後の逆磁極期(現在では約78万年前)は松山逆磁極期(英語版)と名付けられた。
松山自身はそれを知ることなく1958年に亡くなった。
但し、地磁気逆転がどうして起きるかは、いまだに分かっていない。
地磁気逆転による影響は、方角がわからなくなる・・宇宙線(うちゅうせん)が降り注ぐ・・キカイの誤作動・・異常気象などなどだ。
逆転にかかる時間は数千年、逆転する周期は平均で45万年と考えられている。
最後の逆転から約78万年経過しているのだからもう逆転が起きても不思議でない時期なのだが・・・・。

2015/09 〜「夜久野町周辺の滝見レポ」〜
 

全景

東屋から

各種節理の壁

ポンプアップ

当日レポは・・・・・・・・・梅谷不動の滝へ続く。