谷瀬の吊り橋 2007/05/27
奈良県吉野郡十津川村上野地
 双門の滝踏破の翌日、前夜宿の天川村から西進したのち168号線を南下し「谷瀬の吊り橋」を訪れ、その後笹の滝を訪瀑した。
長さ297m、高さ54m。鉄線橋では日本一の長さ。

戦後昭和29年に村をあげての大プロジェクトで完成させた日本一の谷瀬の吊り橋。
当時800万円の総工費は40軒の村民で賄ったそうだ。
当時の村民には大変な金額だったが生活は一変したという。

2006年10月大分県九重町に新しい日本一の吊り橋が22億円の総工費で誕生し日本一の称号はなくなってしまった。
しかし村の老人が訪れた我々に「またきてくださいね」と最後にかけてくれた言葉は手作り観光の温かみがあった。