滑川大滝 2005/10/22
山形県米沢市大字大沢
落差:80m、横幅:50m
 前日「くろくまの滝」を十時半ころきりあげ東北道村田>山形自動車道山形JCT>山形上山IC下車し米沢市の宿に入る。
当日、尾根の上に出ると谷の奥に霧に霞んでかすかに滝が見える。右上方に見えるはずの布滝や山は霧で見えない。通常のビューポイントと言われる鉄塔の傍に寄っても状況は同じだ。
「よし、谷に下りよう!」と同行氏。
急斜面の獣道をずり落ちそうになりながら霧雨の谷へ30分。
更に大滝沢を長靴無しで工夫しながら浅瀬や岩の上や林をかきわけ歩くこと10分。

大滝の直下に到着。
「すっげー!」しぶきが容赦なく雨のように飛んでくる中、レンズを保護しながら何とか撮影終了。 最後に「滑ちゃん!あんがとさん。さいなら!」で一礼二拍で手を合わせる。 「おい、勝手に女ごにすてすまったな〜」「いや、これは女ごに間違げねだす」『そうかわははは・・』とにわか憶えの東北弁と合唱笑い。
さあこれから尾根までの引き返しが大変と覚悟したが、マイナスイオンで浄化された体で思ったより軽く引き返すことができた。
振り返って谷をみると霧が引いて絵になる。 温泉でさっと汗を流し来る路の林道で目をつけておいたマタギ料理掘建て小屋で熱い(芋汁)に舌鼓を打つ。「たまらね〜んだや」「んだ、んだ」と口にする。