那智の大滝 2004/01/03
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町西中野川
高さ:133m、銚子口の幅:13m、滝壺の深さ:10m

 上皇達の「熊野詣で」は
鳥羽上皇(在位1107〜1122)が 21回
後白河上皇(在位1155〜1158)が 34回
後鳥羽上皇(在位1183〜1198)が 28回
とすざましかったようだ。
天皇家には、神武天皇(在位紀元前660〜)が熊野から上陸したという、いわば熊野は「天皇家発祥の地」であるという伝承があるからだという。

 また熊野では3本足の「八咫烏」(やたがらす)」のマークをよく目にする。
八咫烏とは、神話に出てくる瑞鳥(ずいちょう:めでたい鳥。鶴・鳳凰など)で神武天皇が熊野から大和に入る吉野の山中で道に迷い、その際に天の神が道案内としてつかわした鳥が「やたがらす」だというのだ。
なぜか日本サッカー協会のマークに採用されている。