常布の滝(じょうふのたき)2005/09/18
群馬県草津町大字草津
落差:40m
 今回、青息吐息ながら踏破できたのは滝行き先輩方や自治体のご尽力でコースが整備されたからに他ならないと感じた。

滝遠望台から芳ヶ平方面へ10分ほどの分伎案内板に到着する。滝まで約30分の案内がある。 滝行きの本番コースのため、先ほどまでちらほら見られたハイカーがパタッといなくなる。 前半は谷に向かって熊笹の自生する急坂を降りて行く。 ありがたいことに路の熊笹が刈り取ってある。 「ラッキー!」などと思っていると後半は急勾配の岩が連続する登りが続く。 何度もブラックアウトしそうになるがロープが張ってあり大助かりだ。 最後は谷へ向かってずり落ちそうな斜面路をロープを頼りに蟹歩きで滝の左上に出る。 ここから谷までの急斜面はフリーハンドモンキー歩行だ。 さらに赤色の沢を跳ねて渡ると異様な色調の岸壁正面の滝前台地に到着。 滝両側の壁はギラギラとしたアブラムシの羽色だ。 9時半頃が見頃時刻の虹が、時間と共に沈んでいく滝壷にはDreamyな淡色調が際立つ。 撮影日和のためか快晴の空を何度もヘリコプターが行き来した。