法体の滝 2004/08/14
秋田県由利郡鳥海町百宅字奥山3-2
落差57.4m、流長100m
 滝は1の滝、2の滝、3の滝と呼ばれる構成で、雄大な落差が最下段の3の滝だ。
滝の姿が僧の装束に似ていることからこの名がついたという。
歩5分の観漠台遊歩道は、この朝の大雨でぬかるんでいたが鳥海山(2236m)の滝水は増水もなく澄みきっていた。

 前日、敦賀で合流した佐々木氏と北陸自動車道>日本海東北自動車道>羽越本線>山形自動車道を一気に北上し鳥海山の悪路を2時間辿って旅館しらかば荘(鳥海町猿倉字湯ノ沢26TEL:0184-58-2219)に辿り付く850Km11Hrsの旅だった。
 夜8時近く宮里 藍に似た「超Yangおかみ」が爽やかに迎えてくれた。
この地では日本海から吹き込む冬には3mもの積雪を見るという。食後、”京都”からの客に(関心)殺到。京都は旧来この地ではあこがれの地とされてきたというが、われわれと混同されるには戸惑いつつまんざらでない。
盆には赤飯を炊いて先祖を迎える習慣があるといいカクシャクとした宿の老婆が持たせてくれた赤飯弁当を道中のサービスエリアで涙して食べながら人情を噛みしめた。