弥生杉 2005/04/07
白谷雲水峡最大の屋久杉。
標高710m、胸高周囲8.1m、樹高26.1m、樹齢3000年の大樹。
 原生林コースの管理棟側にあるかなり急な坂を500mくらい登る。
汗がどっと吹きだし体温が上がったところで樹皮のすべすべした姫沙羅(ヒメシャラ)大木に抱きつき体温を下げる。ひんやりとして気持ちがいい。「平家物語」冒頭にでてくる「沙羅双樹」が「姫沙羅」や「沙羅」と言われ白い満開の椿花をつける。

 複雑な幹の形などから、利用不適として江戸時代に切り残された屋久杉がこの弥生杉という。樹皮は・・盛者必衰の理をあらわす・・ものの樹齢3000年は十分頑張ってきたと誉めてやりたい。
雨がややきつく降り出したため早々に山を下り「海産おまかせ雑炊」でほっと一息つく。
名物の首折り鯖を(あて)に、今や超品薄の地元焼酎「三岳」が旨い。