遅越の滝 2007/04/29
愛媛県久万高原町遅越
落差:24m
裾幅:10m

 御来光の滝行きの後、石槌スカイラインを降り放心状態のまま”おいわさん”に案内されてやってきたのがこの遅越の滝。
鱒の養殖場の作業小屋の傍に車を停め”おいわさん”に薦められるまま三脚を担いでコンクリート遊歩道の坂を林の中に入って5分程で静かな滝音が聞こえてくる。
そして滝姿が現れ思わず「あー」。
”おいわさん”曰く初めて見る人は必ずこのように痴呆状態を呈する滝だという。
御来光の滝の衝撃的な残像が脳裏に焼き付いている状態で、大抵大きな期待もなしに滝を見て思わず痴呆状態になるのだという。
御来光の滝が「動」なら、この滝は「静」だ。
後で写真をチェックしたら三脚を使っていながら大半の写真がブレていた。
御来光の滝シンドロームから身心のブレが収まっていなかったのだ。
それを割り引いても余りある遅越の滝だ。